いんがい代表

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「大雪窯」にこだわった理由

五感食喜は、食が細い方、食欲がない方、食事制限が必要な方、生活にゆとりを感じたい方に使っていただきたい、五感が心地よく喜んでくれる食器です。

陶器の作者は、旭川市で三代続く窯元「大雪窯」三代目の板東光太郎さんです。
光太郎さんの作品には力みがなく、けれど落ち着いた生命力と、自然に調和する感性を感じます。

彼自身が自然豊かな環境の中で、ありのままの自然に身を任せて生きているからだと思います。

五感食喜を実現できる陶器を、この他には思いつきません。
しかし言葉でどう表現しても、実物が放つ質感やぬくもりや落ち着き、安心感を伝えきれないのを残念に思っていましたが、

ギャラリーには板東さん親子の素敵すぎる作品がたくさんあります。

親子でも作風が異なるのが興味深いです。

是非手に取って、五感の心地よさをじっくり感じていただければと嬉しいです。
陶芸体験教室も開催されています。粘土から自分の作品を生み出す体験は、気分をすっきりさせてくれると思います。

「大雪窯」Address 北海道旭川市旭岡2丁目9
Asahikawa Woodworking「大雪窯」板東光太郎氏 紹介ページ&お問合せ先

盛付例:ドーナツ、フルーツ&コーヒー

軽食モデルを盛り付けてみました。

角皿にドーナツ、

小鉢にカットフルーツ(リンゴとバナナ)、

小ぶりの椀でエスプレッソコーヒー。

牛乳、野菜ジュースなどを陶器の器で飲んでみるのもいいと思います。

旭川ロータリークラブ例会*ゲストスピーチ

 旭川ロータリークラブ様からゲストスピーチのご依頼をいただき、2014年11月21日(金)に行って参りました。「院内から院外へ。コンセプト設定で生まれるイノベーション」と題し、五感食喜の発想、発想のきっかけ、五感食喜について、北海道から全国に、今後の取り組み、といった内容で25分間スピーチをさせていただきました。病院勤務の頃の講演とは異なり、起業してからは「会社が何に取り組もうとしているのか」が重要なテーマとして加わりますので、頭を悩ましながら原稿をつくりました。

9月1日に旭川経済クラブ様の9月例会で講演する機会を与えていただき、それに参加されていた方のご推薦で旭川ロータリークラブ様にも呼んでいただきました。起業したての私に貴重な時間を与えていただき、そして経済界の大先輩の方々が真摯に話を聞いてくださること感謝の気持ちでいっぱいです。

*スピーチの内容は「旭川ロータリークラブ会報」でご覧いただけます。
*クリックすると開きます。⇒ 旭川ロータリークラブ会報(抜粋)

餃子3個でも美味しそうに

食欲不振のときはどんなにメニューや栄養に気をつかっても、食べる前の情報で食欲や味覚が影響を受けてしまうので、「美味しそう」「これくらいなら食べれそう」と思ってもらえるかに特に配慮が必要です。

例えば餃子の素材にどんなに気を使っても、口にしてもらえなければ意味を成さないと思うのです。

少ない量を美味しく見せるのに器を工夫するのも、具体的な対策のひとつ。

大事なのは「食べれたという喜び」

少しでも普通の食事を、普通の日々の生活の中で、喜びを感じながら食べられることをあきらめないで欲しい。
視覚が食べたい気持ちに影響するという素晴らしい感覚を、大いに活用してみて欲しいと思います。

食欲不振の時こそ五感を使う

食欲不振がなかった頃はコンビニのお弁当だろうが、テレビを見ながらだろうが、お腹が空いていなくても間食してしまったり、そんな経験はないでしょうか? 私たちは生まれた時から五感を持ち合わせていたのに、それを意識することが少なかったのだと思います。忙しい日々の中では、五感は特別なゆったりとした時間の代名詞的な存在になっていたのかもしれません。

でも大丈夫です。私たちはちゃんと五感を持っています。病気やけがをして、あらためて健康の大切さや普通生活の尊さを実感するように、五感の素晴らしさも実感できると思います。

もともと五感はこういった事態になったときに体と心を守る(護身)のために備わっていたのではないか?とさえ思うのです。自分の体の中にある素晴らしい仕組みを研ぎ澄ませて、そのために五感が心地よい ちょっとした工夫をして、食べることに喜びを感じて欲しいと思います。

五感食喜:作陶するひと

『大雪窯』 三代目 板東光太郎氏の作品です。

板東光太郎さんの飾らない人柄と北海道の自然をこよなく愛する気持ちが、大らかさ、ぬくもりを感じる作品を生み出してます。まさ自然を五感で感じとっている方です。雪をイメージした釉薬(ゆうやく)使いは、光太郎さんの作品の特徴のひとつ。この色はマットでしっとりと落ち着いいて気持ちが落ち着きます。そして器の形状の美しさにうっとりします。

五感食喜:木製スプーンとフォークをつくるひと

『工房 灯のたね』 木工旋盤職人 井上寛之氏の作品です。

もともと子供用 「コドモカトラリ」、大人用 「オトナカトラリ」 として井上さんが工房で作られている作品ですが、このカトラリを初めて使ったとき、軽さ、持ち手の心地のよさ、口あたりの良さ、全てに心底驚き感動を覚えました。持ち手が丸く太めに作られていて手に持った感じがやわらかく、そのフォルムも美しいこと。口あたりの良さは一般的な形状よりも浅くしてるからのようですが、全てにおいて使って嬉しくなるカトラリです。陶器の食器と一緒に使って、音の心地よさも感じながら食を楽しんでいただきたいと思います。

国産の材料にこだわり、蜜蝋とクルミのオイルで仕上げた安全なカトラリです。
材  質 : 樺  仕上げ : 蜜蝋、胡桃油  サイズ : W32 × L195 (形状によって前後します)

五感食喜:縫製するひと

ランチョンマットと風呂敷の縫製は、旭川市の指定障害福祉サービス事業所スリーエフさんにお願いしています。約40名の方が働いていらしゃいますが、その技術の高さは素晴らしく東京のブランド衣料、海上保安庁、消防制服等の縫製も受注しているプロ集団です。ひとつひとつ大事に、丁寧につくられています。

美しく縫製されたランチョンマットが額縁となり、ちょっと贅沢な印象を与えてくれます。

おにぎりも大きさが大事

がん治療などで食欲不振になった方から、焚きたてのごはんをお茶碗に盛られているのが嫌になるというお話をよく聞きます。何故なのでしょうね…。でも、おにぎりにすると食べれるいうのも割と共通した嗜好です。

おにぎりといっても大きさが大事です。コンビニサイズよりも、にぎり寿司くらいのサイズが見た目に美味しそうに見えると思います。小さいおにぎりを作るのって面倒ですが、型を使えば簡単ですね。

1.先にご飯に塩を混ぜてしまいましょう。

2.海苔ははさみでカットしてから型に敷きます。←これがポイント!!

3.ご飯を型に入れて

4.上蓋をかぶせて、上からきゅっ、きゅっと押さえます。

5.上蓋を外してひっくり返せば、きれいなおにぎりの完成です。

ご飯一膳分で小さいおにぎり5個。お皿に3個並べてみました。
ごはん半膳ちょっとの量ですが、ちゃんと食べれたような気になると思います。

この、「食べれた!」という実感を得ることって、とても大事なことだと思うのです。

そうそう、丸いおにぎりの型もあるんですよ。お茶碗のごはんもおにぎりも同じごはんなのに、見た目を変えるだけで楽しい食事になります。

長皿を使うと、おにぎり&漬物だけでも上品に美味しそうに見せてくれますよ。毎日のことだからこそ特別メニューに囚われず、ちょっとした工夫で食べる喜びを感じていただきたいと思います。

美しく見せる「モノ」がない?!

食べることが「苦」の行為になっていたり「薬」のようになっていては、心も体も満たされないのではないだろうか。食欲不振であっても食べる喜びをあきらめないで、たとえ少しの量であったとしても、そこに「喜」を感じることが “生きる活力” になると思うのです。

食欲不振のときは「食べたくない」状態だから、まずは見た目で「美味しそう」と思えるかどうかが食べる行動に影響を及ぼします。でも見た目を良く見せるには、それなりの料理とセンスが必要だと思いがちです。しかし毎日の食生活で特別メニューをつくることは非現実的ですし、普通の食事を少しでも美味しく食べられることが精神的にも安定をもたらしてくれるのではないかと思います。

食欲不振の時のアドバイスに、「美味しく見せる」具体的なアドバイスは余り見かけません。画像も残念ながら「美味しそうに」見え難いものです。メニューには凝っているのに、なぜ美味しそうに見えないのか? 量が少ないので普通の食器の大きさと形状ではバランスが取りづらいこと、どう見せるかが余り考慮されていないことなどが考えられます。

見た目を良くするには、食欲不振に合った「食器」を使えばいいのではないかと思いました。それは、少量でも満足できる、普通の食事でも美味しく見える、食べやすいメニューに使い勝手がよい、アイスやゼリーなどの補食にも使えるモノ。脱毛のときにウィッグが見た目をカバーしてくれるように、食欲不振のときにも食器がカバーしてくれるはずだと考えたのです。

食を美しく見せる「モノ」を作って、食欲不振でも食べる喜びを感じられる「食べ方」の提案を「具体的」にしていこうと思いました。こうして「五感食喜」という名の食器セットが誕生しました。